2014年11月

2015シーズンの大ブレイクを予感される鈴木誠也選手



先日まで台湾で行われていた21U野球ワールドカップにて打率.423と首位打者を獲得し、ベストナインに選出されたのが鈴木誠也選手です。鈴木誠也選手は2012年のドラフト会議にて二松學舍大学附属高等学校からドラフト2位で指名を受け、高卒2年目のシーズンが終了した事になります。

2014シーズンは36試合の出場ながら打率.344、出塁率.382、1本塁打、OPS.882、7打点と高卒2年目とすれば素晴らしい成績を言えるでしょう。もちろん荒削りな部分もありますが、打撃センスに関しては非常に高いものを持っていると思います。
特徴的なのはアウトハイの速球をよく打っているということです。高めのボールはもちろん甘い棒球もありますがそうではありません。アウトハイの球威のある速球は、なかなか打つのが難しいボールであります。上の動画のホームランもそうですが、アウトハイのボールを逆方向ライトへホームランを打っています。
上の動画で注目すべき点は、バットを振りだした瞬間はタイミングが合っていません。しかし降りだしてボールが来る一瞬の間にタイミングを合わせて、なお且つインパクトの瞬間にボールにすべての力を加えて振り切っています。非常に高い技術で、なかなか若い選手ができる技術ではありません。

また下半身の強靭さも見て取れます。これだけ強いスイングをしているにも関わらず、インパクトの瞬間に足元のブレが全く無いのです。スイングする時の腰の高さがずっと一定で、ブレのないスイングができていますので、バットとボールのインパクトの時に、無駄になる力が恐らくほとんど無いのでしょう。そのため、逆方向ライトへ強い当たりを飛ばすことができています。




また守備面では鈴木選手は内野手登録であるにもかかわらず、外野(ライト)で起用されることが増えています。ライトの守備面ではまだまだ未知数な部分もありますが、肩の強さは証明済みです。高校時代は投手でしたので、強肩が売りの1つであると思います。
上の動画はライトからサードへの返球のシーンですが、守備という部分で言えば捕球時の動作は外野手としては危なっかしい場面ですが、サードへの送球の速さは非常に素晴らしいと思います。
ライトからの送球時に、遠心力があまり効いていない送球方法になっています。つまり投手投げになっています。ただそれでもサードへ速い送球が行っていますので、肩で見せられる選手であることは間違いありません。
外野手からのバックホームなどの送球は、体の後ろにそらし、そこから遠心力を使って腕を振りだし、最後は前屈み姿勢でボールを離すという動作になります。
ただ鈴木選手の場合にはそこまでしなくとも、投手投げのような形で頭に近いところからボールを投げだしているにも関わらず、強いボールを返すことができています。これが鈴木選手の肩の強さを証明するプレーになるでしょう。


登録は内野手ですが、今はライトをメインに起用されています。
打撃センスを生かしこのまま外野手として起用し続けるのか、内野手としてレギュラー争いをするかはわかりません。ただ内野手と外野手でどちらが打撃に負担がかからないかと言えば、外野手でしょう。
2015シーズンはブレイクの兆しがあるだけに、センスを見せてくれている打撃の生かしてライトで起用するか、内野で起用するか、1つ注目するべきポイントとなるでしょう。



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スイッチヒッター転向でレギュラー獲りを目指す上本崇司選手

大卒2年目のシーズンを終えた上本崇司選手が、本来の右打者からスイッチヒッターへの転向をするようです。これは緒方孝市監督が秋季キャンプ中に直々と提案したそうです。
緒方監督いわく、1軍で1,2を争う守備力と評しているように、上本選手の持ち味は守備力です。ただ1軍は勝利を目指さないといけませんので、守備力だけでレギュラーを張れるかというと必ずしもそうではありません。
上本選手くらいの守備レベルを持ち合わせた選手であれば、DH制で投手が打席に入らないパリーグであれば、打率.220でも9番ショートでスタメンを張れるゲームも出てくると思いますが、セリーグの場合には9番に投手が入りますので、捕手の打力を加味すると7番以降の3名が打撃の穴となってしまう可能性がありますから、打撃力の向上はレギュラー獲りへ必要不可欠となるでしょう。

上本選手の打撃成績で気になるのは、2014シーズンの打率.286(18-8)ですが、18打席で1つしか四球を選んでいない点です。もちろんそもそも18打席しか立っていないため、データを見ていくのが困難と思われますが、PA/BBやPA/K、IsoDなどのセイバーメトリクスの四球系の数値も打数が少ないため、表面上は悪い数字ではありませんが、評価に使えるレベルではないでしょう。

1つ気になるデータが、ボール球の見極率68.75%(ボール球16に対して見逃し11)は低く、これは外国人スラッガー選手と同等のレベルです(ちなみに阪神タイガースのゴメス選手と同じ数字)。もちろん一発長打のある外国人スラッガーは仕方ない数字でありますが、足を生かす打撃、ヒットメーカーになりうる上本選手としては物足らない数字であります。出塁率が上げるためには、当然ながらボール球を振らない、ストライクは振るという基本的な部分を徹底しなければいけません。そのためにボール球の見極め率の向上は、絶対克服しなければいけない数字になるでしょう。
具体的な数字は、ボール見極め率を少なくとも80%に向上しなければならないでしょう。ちなみにカープの丸選手は86.79%となり、これは鳥谷選手に次ぎ2位という素晴らしい成績です。打率とボール見極め率は相関関係にありますので、まずはボール球を見極める技術、これを磨いてほしいと思います。



話題が少々脱線してしまいましたが、スイッチヒッター転向はボールの見極め率を上げることも1つの目的と考えられます。もちろん上本選手の走力も素晴らしいものがありますので、内野安打を増やして打率出塁率を稼ぐという方法もありますし、それも大きな目的です。上本選手の1塁到達タイムは右打席で4.1秒強でありますので、左打席であれば4秒を切ってくるでしょう。そうするとサード方向に転がした弱い当たりで内野安打となる打席も出てくるはずです。

見極め率に関しては、一般論として対右投手であれば左打席に、対左投手であれば右打席の方がボールは見やすいですので、何とか出塁率を上げていこうと緒方監督は考えているのでしょう。
と言いつつも、スイッチヒッターに転向挑戦することは当然容易ではないことです。チーム状況にも寄りますが、一打席でも多く実践の打席に立つことで場数をこなしていく必要があるでしょう。バッティングマシンではなく、人間が投げるボールで、投手が行うシート打撃に特に左打席に多く立ったり、ファームの試合に多くスタメンで出場したりという事になります。
仮に代走守備要員で1軍昇格させておいたとしても、打席に入る機会が無ければスイッチヒッターとしてのレベルアップはなかなか難しいと言わざるを得ません。となると1軍で代走守備要員であるならば、ファームでレギュラで出場させた方が、スイッチヒッターとしてレベルアップが図れるはずです。

上本選手の右打席のおける打撃は、そこまで悪くないと思いますし、体の回転軸もしっかりしています。しかし見極め率にも出ていますが、多少ボールの見切りは早いように見えます。長打を打つバッターではないため、もう少し引き付けて気持ちポイントを後ろに持っていくことで投手が投じるボールを見る余裕をつけることがポイントになるように思います。
右打席が未完成のうちにスイッチヒッターに転向してもなかなか上手くいかないと思います。ただ上本選手の右打席は悪い形にはなっていませんので、左打席に立った時にどういったバッティングを見せてくれるか楽しみであります。

2015シーズンの開幕までにスイッチヒッターとして完成するかどうかは分かりませんし、難しいことになるでしょう。将来のレギュラー獲りのためのスイッチヒッター挑戦であるのであれば、我慢が必要な部分も出てくるはずです。何とか技術習得を達成し、スイッチヒッターとしてレギュラーを獲ってほしいと思います。



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秋季キャンプで1600球を超える投げ込みを行っている九里亜蓮投手

プロ1年目のシーズンを終えた九里亜蓮投手が秋季キャンプでブルペン入りし、1,600球を来れる投げ込みを行っています。テーマとしては「脱力感」で力の抜けたフォームの取得を目指して、投げ込みを行っているようです。若手投手陣はシーズンが終わった秋季キャンプで投げ込みを行うのは珍しいことではなく、プロ経験が浅い線sにゅたちにとっては大切なことです。
シーズン中に習得したフォームを逃さないためにも、できるだけ投げ込んで体に覚えさせようという意図が見えます。九里亜蓮投手の場合には、習得したフォームを逃さないため崩さないためというほかに、フォーム改造という側面もあるようです。投げ込んでフォームを習得しようとしているのです。

一般論になる部分もあるのですが、秋季キャンプで投げ込みを行う場合、肩の怪我が心配という意見もありますし、下半身強化が大事という意見もあるでしょう。
それに関してですが、まず肩の怪我に関してはしっかりとしたフォームで投げ込みを行えば問題ないでしょう。ただ過度な投げ込みで疲労が溜まり、フォームを崩したまま投げ込みを行っていると肩痛や故障の原因となります。1600球を超える投げ込みを行っていくと、疲労が溜まってきているはずではありますので、フォームが崩れたまま投げていないかを観察する必要があると思います。しかし九里亜蓮投手1人で投げ込みを行うわけではなく、投手コーチもブルペンで付き添っているはずなので、問題ないと考えるべきでしょう。
逆に肩に違和感を感じるようであれば、まだまだおかしなフォームでブルペン投球しているという事になりますから、その場合はすぐに投げ込みを中止しフォームを見直さないと怪我に繋がります。ただそういった話は聞こえてきませんので、問題ないのでしょう。

次に走り込みに関してですが、フォームを固めても下半身が着いてこなければ意味がありません。よって走り込みも重要な練習となります。先日出た記事からは、走り込みに関することは書いていませんでしたが、やっていないはずはないでしょう。例えば宿舎から球場までの往復をランニングしたりという工夫は必要でしょう。ただカープのキャンプ地の日南市は、ホテルからキャンプが行われる球場まで片道約1.5km/hと近いため、遠回りをしたり球場内をランニングしたりという工夫が必要となります。





九里亜蓮投手の大きな課題の1つに投球フォームがあります。
上の動画のように、投げるたびに微妙に体重移動もリリースポイントも違います。動画では見えにくいのですが、右足の着地点が前後方向に微妙にずれているのでしょう。
また一番触れておきたいのが、テイクバックの時の力感です。脱力感にかけて、テイクバック時に何らか荒々しさも見えます。テイクバックはできるだけ脱力感が出るフォームの方が、フォーム全体的な「しなり」が効いてきます。しなりが効けば、腕を振るときに余計な力が抜けたフォームになります。すなわち、フォームから力みが消え、制球も球速以上のボールの伸びも出ることになります。
投手にとっては「力みは百害あって一利なし」と言えます。制球を不安定にさせ、球威を減衰させるばかりか、肩や肘の故障の原因となります。プロ野球の投手の故障原因で一番多いのは力みであるでしょう。

九里亜蓮投手にはフォームを固定し、今オフの間に習得したフォームを自分のものにして、2015シーズンこそ先発ローテーションを守って2ケタ10勝を達成してほしいと願っています。



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トリプル3の達成を予感させる丸佳浩選手

今回注目していくのが丸佳浩選手です。2014年の丸選手は全試合に出場し打率.310(644-166)、19本塁打、26盗塁、出塁率.419、OPS.910という素晴らしい成績を残してくれたと思います。ほぼ全試合3番で出場し、8/31から3試合は4番も経験しました。名実ともに9回を代表する左バッターになったと思います。
上に挙げた数字は言うまでも素晴らしいの一言になります。ただ今回は下記の2点の数字も取り上げたいと思います。

それは四球数(97でリーグ1位)とRC27(7.66でリーグ3位)です。RC27はセイバーメトリクスの考え方で、9イニングですべての打席を丸選手が立った場合(つまり丸選手のみから27個のアウトを取る場合)、そのチームは何点取れるかという指標です。

まず四球数ですが、後ろを打つバッターにも影響されます。後ろを打つのはエルドレッド選手ですから、ホームランバッターですが、調子にムラがあり絶不調の時もあり丸選手と勝負を避ける場面もみられました。しかしそれを差し引いても100個に迫る四球は評価するべき項目です。もちろん四球狙いのバッティングはいけませんが、打てるボールと打てないボールの見極めは必要です。

そしてRC27の7.66と言う数字は、当然長打が多い選手が有利になります。しかし丸選手が叩き出した、7.66と言う数字はパ・リーグのホームラン王であるエルネスト・メヒア選手と引けを取らない数字でありますから、評価されるべき数字です。

さて表題にトリプルスリーと書きましたが、2014年度の丸選手に足らないう数字は、盗塁があと4つ、本塁打があと11本ということになります。盗塁に関しては2013年に29盗塁を達成していますし、2014年も37個の企盗塁を記録しています。盗塁成功率が.703となり、ここはもう少し上げていきたいところです。ただ丸選手の走力を考えると、そこまで高いハードルではないでしょう。相手バッテリーの配球癖、投手の癖、捕手の癖をしっかり頭に叩き込んで行けば、達成可能な数字です。
ただ丸選手は3番打者ですので、後ろは4番のエルドレット選手です。エルドレット選手の長打率が.544ですので、盗塁はそこまで必要ではありません。4番打者が打席に立っている時の盗塁は嫌がる選手も居ますので、チームの理解は必要になります。

そういった意味では丸選手の最適な打順は1番なのかもしれません。高い出塁率、盗塁できる技術と9番が投手ですので、ランナーが残った2アウトの場面で打席が回ってくることもありますから、そこで本塁打が出れば複数得点になります。
過去に2002年の松井稼頭央選手のように1番バッターでトリプルスリーも達成した選手も居ますから、丸選手の1番も打順としては有り得る話しであると思います。

最後にホームランになりますが、丸選手の打球は引っ張る方向になるライト方向への打球が非常に多く、ホームランも19本中14本がライト方向となります。センター方向の打率が.276、1本塁打、レフト方向は打率.217、4本塁打となり、ここが課題といえば課題であります。
トリプルスリーを達成するバッターはやはりセンターから逆方向へも高打率を残します。ホームラン数もパワーをつけるだけではなく、センターバックスクリーンへ放り込むイメージがしっかり出来るかできないかで変わってきます。投手とのタイミングの取り方やバッティングフォームを工夫して、センターから逆方向への打率が上がっていけば、トリプルスリー達成は叶っていくと思います。





動画を2本貼らせていただきました。上の動画が2010年のバッティングフォーム、下の動画が2014年のバッティングフォームです。見た目で変わった部分はバットの構え方です。2010年はバットを寝かせた状態で構えていましたが、2014年ではバットを立てた状態で構えています。
2014年の構え方の方が、バットの出方が素直なのがわかります。2010年はスムーズに出すぎて少々遠回りしてバットが出てきています。丸選手のマットコントロールの技術からすればバットを立てて構えて寝かしながらバットを出す方が、遠回りせずスイングの際の遠心力を抑えながらスイングができるようです。このバッティングフォーム改造が功を奏したと言っていいでしょう。

2本目の動画のように、しっかりボールを引きつけて一気にインパクトができるような技術を持っている丸選手ですから、トリプルスリーの期待がかかります。2002年の松井稼頭央選手以来となるトリプルスリー達成、2015シーズンの目標はこれになるでしょう。是非とも達成できるよう頑張って欲しいと思います。




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ドラフト1位 野間峻祥選手の可能性

先日のドラフト会議で、カープから1位指名を受け、交渉権を獲得したのが野間峻祥選手(中部学院大)です。惜しくも早大・有原投手を外してしまいましたが、ハズレ1位とはいえ新人王を獲得できる可能性の高い選手を獲得できたと言っていいと思います。





今日の記事では野間選手の特徴を少しずつ書いていきたいと思います。
まず書かなければいけないのが走力でしょう。ドラフト会議前から、野間選手の足については非常に評価が高かったことは有名です。
まず1塁到達タイムを見ると、私の実測値ですがだいたい4.0秒前後となります。平均すると4.0秒を僅かに切るくらいかと思います。プロ野球選手で俊足の選手ですと、3.7秒台で走る選手も居ますので1塁到達タイムは特筆するレベルではありません。左打者として「速い方」と言った方が良いかもしれません。

野間選手の走力で特筆していきたいところは、バットに当たってから3塁へ到達するタイムです。これも私の実測値ですが、11秒を少し超えるくらいの数値で走っています。一般的に3塁到達タイムが12.3秒を切ると「俊足」と言われますが、それよりも1秒以上早く三塁へ到達できることになります。現役のプロ野球選手でも11秒を切る選手はまれですから、左打者としてもかなりの俊足といえるでしょう。

1塁到達タイムが「速い方」で3塁到達タイムが特筆レベルということは、いかにベースランニングが上手いかということになります。実際のところ野間選手のベースランニングの技術は大変高いものがあるのでしょう。そうでないと11秒少々という3塁到達タイムは出てきません。
野球における走塁は、陸上選手のように直線やトラックを走る技術と別になります。極論を言うと陸上選手が野球の代走で出ても走力を発揮することはできません。野球の走塁は打球判断など、走力意外の部分も求められます。特に3塁到達への走塁は打球の行方を追いながら走ることになりますので、当然絶対的なスピードは直線を走るよりも落ちます。そのような中で11秒少々の3塁到達タイムは特筆に値するでしょう。


当然3塁へ到達するタイムが早くても、打力が無ければ出塁することができません。
打撃に関してはどのくらい適応していくのか、これは見なければいけません。しかし現段階で野間選手の打撃を見ていくと、1つの特徴が見えてきます。それはバットをスイングするときの頭の動きです。軸がしっかりしているというか、スイングするときに頭のブレが全く無く、ボールにバットの力が無駄なく伝わっているのがわかります。頭のブレと書きましたが、具体的に書くと頭が上下の動きをしてしまうことです。頭が上下に動いてしまう要因としてはいろいろありますが、テイクバックが遅かったり、スイングの時の目線がボールを見ていなかったりといろいろな要因があります。
実際に野間選手がどんなフォームか詳しくはまだわからない部分もありますが、テイクバックは非常に綺麗です。素直にキャッチャー方向へテイクバックを取れていますし、遅れもありません。またボールを引きつけて打てていますので、打ち損じがないのも特徴です。そこまでの長打力はありませんが、これは上に書いたような走力でカバーしている部分があります。打撃フォームを見ると、カープOBの前田智徳氏を連想させるようなきれいなフォームであります。つまり長打力でなく、ミート力に優れたバッターということになるでしょう。

これだけきれいなフォームを持ってすれば、余程の変則左腕でなければ左投手相手でもそこまで苦労しないでしょう。あとは盗塁技術を身に付けていけば盗塁王のタイトルも夢でないはずです。外野手登録ということですが、カープの外野手は非常に激戦です。左打ちの外野手では丸佳浩選手も居ます。
将来的には首位打者や盗塁王といったタイトルを取っていける選手になれるはずです。また1年目である2015シーズン、試合に出ることができれば新人王を取れる可能性も秘めているはずです。どのくらいやってくれるのか、非常に楽しみな選手であります。注目してみていくべきでしょう。



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