カープの来シーズン、1つのポイントになりうるのがクローザーであります。まず広島球団はキャム・ミコライオ投手を解雇する旨をミコライオ投手の代理人に伝えるようです。つまり来シーズンの契約を延長しないということになります。まずミコライオ投手、2012シーズンからカープに加入し、3シーズン連続で20セーブ以上という素晴らしい成績を残してくれたと思います。2014シーズンに関しても51試合、47回2/3を投げて1勝1敗25S、防御率2.45、WHIP1.20と素晴らしい成績を収めてくれたと思います。しかし来シーズンは先日書いたようにジョンソン投手を始め、ザガースキー投手など外国人選手の獲得を進めました。1軍に出場できる外国人枠は4名ですので、2015シーズンはミコライオ投手を1年間通じて1軍に置けなくなってしまう可能性もあります。
成績を詳しく見ていくと2014シーズンは終盤に来て、非常に不安定なピッチングであることが多く、安心して最終回を任せられる状態で無かったことが要因と見られます。個人的に気になる数字がミコライオ投手の奪三振率になります。来日1年目の2012年には8.38と言う数字でしたが、2013年には6.12、2014年には5.48まで落ちてきてしまっています。もともと三振が取れる投手でありますし、クローザーであれば奪三振率も重要です。一打同点、逆転の場面で三振が取れる投手でないと、1点差の厳しい試合を逃げ切ることが難しくなってしまいます。もちろん例外はありますが、2014シーズンの奪三振率5.48はやはり問題にしなければいけない数字です。もちろん新球種を習得しピッチングスタイルに変化が出たり、捕手の配球が変わったりと言う部分も否定できませんが、2年前のシーズンから奪三振率が3も後退してしまったことは無視できません。2015シーズン以降のこれまでと同じような数字を残せるかと言えば、厳しいと言った方がいいでしょう。また2014シーズンの年俸は推定1億2000万円と高額ですので、ここは新外国人投手を獲得したほうが得策だと思いますので、広島球団の判断は間違っていないと思います。
そこで2015シーズンのクローザーは誰を抜擢するか、これは今後の秋季春季キャンプでの競争になってくるはずです。もちろんリリーバー型の新外国人投手であるザガースキー投手や2014シーズン途中加入したヒース投手が候補に挙がってくるでしょう。ただ個人的には日本人投手のクローザーの誕生を期待していきたいと思います。サファテ投手、ミコライオ投手と外国人投手がクローザーを務めてきたカープですが、今後長期間クローザーを務めていくために、日本人投手の抜擢をそろそろしていきたいところです。2015シーズンは緒方孝市新監督が就任しますので、チームを変えていくためにはちょうどいいタイミングであると思います。
個人的に日本人投手でクローザーに推したいのは中崎翔太投手です。
2014シーズンは1軍で43回2/3を投げて防御率3.92とすべて救援投手として32試合に登板しました。2014シーズン、7月以降リリーバーとして大活躍してくれたと思います。まず2014シーズン大きく変わった点はストレートの球速球威が2013シーズンよりも増したため、1軍で通用するボールになってきたと思います。ストレートの最速が152km/hまで上がってきましたし、球威も出てきてくれたと思います。
2014シーズン、ピッチングフォームにほんのすこし変化が見られました。それは投球動作の際にヒップファースト型のフォームになり、それにより球速が4km/h前後速くなりました。一般的にヒップファースト型のピッチングフォームになるとリリースからフィッシュの部分が安定せずに制球に苦労する場合があります。より早く体がマウンド側に引っ張られるためです。しかし中崎投手のフォームは首と右肘の高さがちょうど同じくらいの高さから出てくるのが特徴ですので、そこまでリリースポイントからフィッシュのブレは少ないでしょう。よってヒップファースト型のフォームにしても、制球面でのリスクは少ないはずです。
また宮崎日南での秋季キャンプではフォークボールを習得しているようです。これまでこれという決め球が無く、そこまで三振が取れる投手ではありませんでしたが、決め球になりうるフォークボールが習得できれば、一気に奪三振率も上昇する可能性を秘めているでしょう。そうなるとクローザー適性で必須な速いストレート、奪三振率、この2点がクリアされクローザー候補に名前が挙がることになるでそうです。
もちろん新外国人投手であるザガースキー投手、ヒース投手、また一岡投手という名前も挙がってくるはずです。これらの投手との競争に勝つ必要があります。ただ中崎投手が一歩レベルアップすることで競争に勝つ可能性も十二分にあるでしょう。今シーズンオフは、中崎翔太投手に注目していきたいと思います。
↓姉妹サイト
レオ様にっき ~埼玉西武ライオンズファンブログ~
http://seibulions.blog.jp/
広島東洋カープ ブログランキングへ
成績を詳しく見ていくと2014シーズンは終盤に来て、非常に不安定なピッチングであることが多く、安心して最終回を任せられる状態で無かったことが要因と見られます。個人的に気になる数字がミコライオ投手の奪三振率になります。来日1年目の2012年には8.38と言う数字でしたが、2013年には6.12、2014年には5.48まで落ちてきてしまっています。もともと三振が取れる投手でありますし、クローザーであれば奪三振率も重要です。一打同点、逆転の場面で三振が取れる投手でないと、1点差の厳しい試合を逃げ切ることが難しくなってしまいます。もちろん例外はありますが、2014シーズンの奪三振率5.48はやはり問題にしなければいけない数字です。もちろん新球種を習得しピッチングスタイルに変化が出たり、捕手の配球が変わったりと言う部分も否定できませんが、2年前のシーズンから奪三振率が3も後退してしまったことは無視できません。2015シーズン以降のこれまでと同じような数字を残せるかと言えば、厳しいと言った方がいいでしょう。また2014シーズンの年俸は推定1億2000万円と高額ですので、ここは新外国人投手を獲得したほうが得策だと思いますので、広島球団の判断は間違っていないと思います。
そこで2015シーズンのクローザーは誰を抜擢するか、これは今後の秋季春季キャンプでの競争になってくるはずです。もちろんリリーバー型の新外国人投手であるザガースキー投手や2014シーズン途中加入したヒース投手が候補に挙がってくるでしょう。ただ個人的には日本人投手のクローザーの誕生を期待していきたいと思います。サファテ投手、ミコライオ投手と外国人投手がクローザーを務めてきたカープですが、今後長期間クローザーを務めていくために、日本人投手の抜擢をそろそろしていきたいところです。2015シーズンは緒方孝市新監督が就任しますので、チームを変えていくためにはちょうどいいタイミングであると思います。
個人的に日本人投手でクローザーに推したいのは中崎翔太投手です。
2014シーズンは1軍で43回2/3を投げて防御率3.92とすべて救援投手として32試合に登板しました。2014シーズン、7月以降リリーバーとして大活躍してくれたと思います。まず2014シーズン大きく変わった点はストレートの球速球威が2013シーズンよりも増したため、1軍で通用するボールになってきたと思います。ストレートの最速が152km/hまで上がってきましたし、球威も出てきてくれたと思います。
2014シーズン、ピッチングフォームにほんのすこし変化が見られました。それは投球動作の際にヒップファースト型のフォームになり、それにより球速が4km/h前後速くなりました。一般的にヒップファースト型のピッチングフォームになるとリリースからフィッシュの部分が安定せずに制球に苦労する場合があります。より早く体がマウンド側に引っ張られるためです。しかし中崎投手のフォームは首と右肘の高さがちょうど同じくらいの高さから出てくるのが特徴ですので、そこまでリリースポイントからフィッシュのブレは少ないでしょう。よってヒップファースト型のフォームにしても、制球面でのリスクは少ないはずです。
また宮崎日南での秋季キャンプではフォークボールを習得しているようです。これまでこれという決め球が無く、そこまで三振が取れる投手ではありませんでしたが、決め球になりうるフォークボールが習得できれば、一気に奪三振率も上昇する可能性を秘めているでしょう。そうなるとクローザー適性で必須な速いストレート、奪三振率、この2点がクリアされクローザー候補に名前が挙がることになるでそうです。
もちろん新外国人投手であるザガースキー投手、ヒース投手、また一岡投手という名前も挙がってくるはずです。これらの投手との競争に勝つ必要があります。ただ中崎投手が一歩レベルアップすることで競争に勝つ可能性も十二分にあるでしょう。今シーズンオフは、中崎翔太投手に注目していきたいと思います。
↓姉妹サイト
レオ様にっき ~埼玉西武ライオンズファンブログ~
http://seibulions.blog.jp/
広島東洋カープ ブログランキングへ