2015シーズン攻撃力が低迷しているカープでにおいて救世主として期待されて途中入団したのが、シアー・ホルツ選手です。緊急獲得となり、来日後すぐと言っていい形で1軍デビューを果たしますが、7試合26打席で打率.080とヒットが2本しか打てずにファームへ降格となりました。体調面での不安もありますが事実上は再調整ということでしょう。

ホルツ選手がここまで低迷する理由はいくつか思い浮かびますが、まずは入団してから1軍デビューまでの時間があまりにも無さ過ぎました。緊急補強という形での入団となりましたが、やはりウエスタンリーグで最低20打席は立たせてから1軍デビューさせるべきだったと思います。アメリカと日本の野球は違いますので、日本野球にアジャストさせる時間は必要です。どのくらい必要かはその選手によって変わりますが、最低でも20打席、もしくは10試合は必要であると考えます。
一部ファンからは「ホルツは使えない」という声も聞かれているようですが、私はそうは思いません。ウエスタンリーグでしっかりと調整をしてくれれば1軍でも必ずや活躍してくれると思っています。

ではウエスタンリーグで何を調整すればいいのか、ということになりますが私はポイントを2点挙げたいと思います。

まずはアウトローへの対応です。ホルツ選手はわずか26打席しか立っていませんが、目立つのはアウトローのボールゾーンになるコースに手が出ていると感じます。これは容易に想像できるかと思いますが、アウトローを打ち返すのは非常に難易度が高いのです。もちろんストライクゾーンであれば対応をしていかなくてはなりません。追い込まれた状況下であればファールにできる対応力が必要でしょう。アウトローは投手から見ても投げ込むのが難しいコースですから、カットしていくことで打てるコースが来るのを待つもの重要なポイントでしょう。
ただホルツ選手の場合には、アウトローのストライクゾーンだけでなくボールゾーンに手が出ているのです。これは日本で活躍できる外国人打者全員に言えることなのですが、やはりここを見逃せるようにならないと日本では数字が残りません。特にホルツ選手はどちらかと言えばアッパー系のスイングをするバッターですから、ローボールは得意だと思います。しかしこれもボール球まで手が出てしまうとどうしても数字が残りませんので克服したいところです。

2つ目はストライクゾーンでしょう。上に書いたアウトローへの対応に関連するのですが日本のストライクゾーンはメジャーリーグのストライクゾーンに比べて外角が狭く内角が広い、低めが狭く高めが広いという特徴(違い)があります。つまりアウトローに手が出やすいのもアメリカでストライクゾーンが頭に入っている可能性があると感じます。つまり「日本ではこのコースはボールなのか」とか「これはストライクなのか」ということをウエスタンリーグでしっかり頭に入れた上で打席に入らなければなりません。ストライクゾーンに対する慣れも必要でないかと感じます。

最後に今度はインハイのストレートに対する対応です。アッパー系のスイングですから少々苦労しそうなコースです。ここをどう捌くかもポイントになりそうです。セリーグのバッテリーはインハイに速球を投げ込んだり、捕手が立ち上がって高めの釣り球を要求することがパリーグに比べて少ないように感じますが、それでもインハイのストライクゾーンに入ってくるボールを打ち返すことができるようになればかなりの数字を残せるようになうと感じます。


外国人としては最高レベルの条件で獲得した選手ですから、ファンの期待値は高いでしょう。ウエスタンリーグでは打率4割前後と数字も出てきているようです。しっかりと日本野球にアジャストした上で、再昇格を勝ち取ってほしいと感じます。



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