今シーズン6月10日のライオンズ戦からリリーバー転向したのが、大瀬良大地投手です。ここまでの救援投手としての成績は8試合を投げて防御率4.15と数字上は芳しくありませんが、ここ4試合は無失点でセットアッパーとしての役割を果たしてくれていると言っていいでしょう。
救援投手転向してすぐの登板では、やはり登板間隔も影響していると思います。先発投手としての最後の登板となった6月3日マツダスタジアムで行われたファイターズ戦でこのゲームでは122球投げています。そこから中6日の6月10日、西武プリンスドームで行われたライオンズ戦でリリーフ登板デビューを果たしますが、この中6日の間隔で先発からリリーバーへ配置転換をして調整を行うのは、やはり酷な話しであると思います。

先発とリリーバーでは当然調整方法も違います。これはチームによりけりなのですが、リリーバーの場合には遠征先のホテルを出る時間や、球場入りする時間も違いますし、肩の作り方、ブルペンへの入り方など先発投手とは全く違います。単純に先発からリリーバーの転向なのですが、簡単ではありません。
ですのでリリーバー転向直後は、影響もあったのでしょう。不安定なピッチングも見られましたが、ここ数試合はようやくリリーバーとしてジャストしてきたと見ています。

大瀬良大地投手をリリーバーへ配置転換する目的は、もちろんチームのリリーバー陣に怪我や不調な投手が出てきているためですが、大瀬良大地投手にとっても1イニングで全力で腕を振ることを思い出すきっかけになると思います。
今シーズンの大瀬良大地投手は先発ローテーション入りをしている時でも、9試合でQS率が44.44%で防御率は3.43と悪くはないもの、9試合で973球を要しています。つまり先発登板しても5回ないし6回で100球に到達するケースもあり、やはりこれは大瀬良大地投手の実力からすると少々物足りない成績であると思います。
もちろん2年目のジンクス、打線の援護がなかなか無かったという要因もあるでしょうけれど、本来の姿ではないでしょう。
まず大瀬良大地投手が本来の姿を取り戻すためには、まずは腕を強く振ることでしっかりとボールを投げ込むという意識をつくることが大切でしょう。なかなか勝てない時期が続くと、大事に行こうという考えからかどうしても腕が振れなくなってしまいます。そこで短いイニングを任せることで、基本である「腕を振るという感覚」を大瀬良投手の体に覚え込ませることで復調と更なる成長を促す目的はあるはずです。
大瀬良大地投手が今後、リリーバーとして生きていくのか、ある程度の段階で先発に戻るかは分かりませんが、リリーバーの経験は非常に大きな財産になるはずです。気持ちの部位として先発が降りたとのリリーバー陣がどういった気持ちでマウンドに上がるか分かるからです。先発に戻ったとしてもその経験は生きるでしょう。

現段階では大瀬良投手の配置転換は成功とみるべきですが、まだリリーバー適正があるか無いか判断できませんし、まだ判断するべきではないでしょう。幸いながらカープはセリーグ他球団に比べ先発投手も安定していますし、総得点も現段階でリーグNo1です。つまり大瀬良投手を配置転換が成功すれば、比較的弱点であったリリーバー陣が安定するでしょう。リリーバーは不思議なもので1人が安定しだすと、全体が安定します。先発はそうではありません。これから浮上していくにあたって非常に大きなカギを大瀬良投手が握っていると言って過言ではないと思います。

プロ2年目の大瀬良投手をリリーバーに配置転換することは、非常に勇気のいることであると思います。その決断をした、畝投手コーチ、緒方監督のファインプレーであると現段階では思います。
エルドレット選手の復帰が思ったよりも早く、その分チームの復調も思ったより早かったと個人的には感じていますし、混戦のセリーグを抜け出して首位を走る様なチームになってほしいと願っています。



↓姉妹サイト
レオ様にっき ~埼玉西武ライオンズファンブログ~
http://seibulions.blog.jp/


広島東洋カープ ブログランキングへ